インナーマッスル、アウターマッスルとの連動性について

2021/07/27 筋トレ
バランス

本日は『インナーマッスル、アウターマッスルとの連動性』について説明していきます。

筋肉は大きく分ければ『アウターマッスル』と『インナーマッスル』の2種類がありますが、昨今の健康ブームで『インナーマッスル』の重要性が着目されていきています。インナーマッスルとは名前の通り、体の内側で働く筋肉です。主には関節の安定をさせたり、姿勢の保持に使われる筋肉であります。

そのこともあり、『綺麗な姿勢になりたい』や『腰痛や肩こりのような慢性的な痛みから解放されたい』に大きく関係している筋肉と『思われがち』で、この理由で『インナーマッスルを鍛える』ことが注目されてきていると思います。

確かに姿勢の維持や関節の安定にはインナーマッスルは影響しますが、インナーマッスルだけを鍛えてもそこまで大きな効果はありません。あくまでもアウターマッスルの補佐として働く筋肉であり、大切なのは『アウターマッスルとインマーマッスルをうまく連動させることができるか』になります。
この連動がうまくいかないと体に対して不具合が出てきます。
アスリートであればパフォーマンスに支障が出てきます。

つまり、インナーを鍛えれば良い、ではなくインナーマッスルとアウターマッスルをうまく『連動できれば良い』わけであって、インナーマッスルだけを鍛えても、かえってバランスが悪くなったり、パフォーマンスが下がったりします。


ではどうすれば良いか。

これはインナーマッスルもアウターマッスルも『同時に鍛えてあげる』ことが一番になります。

そんな都合の良いトレーニングなんてあるのかと思いますが、実は普段みなさんがやっている『フリーウェイトトレーニング』がそれに当たるのです。

フリーウェイトレーニングは自分で動きの軌跡を作って、関節の動きをコントロールしながら負荷を持ち上げていかなければなりません。つまり、自然にアウターの動きとインナーの動きが連動するわけです。

軌道の動きが確保されているマシントレーニンングはインナーマッスルがあまり連動されません。もちろん、安全という面ではフリーウェイトトレーニングよりもはるかに安心です。

つまり、負荷をかけたトレーニング(筋トレ)はアウターだけをアプローチすると思われがちですが、実はフリーウェイトレーニングに関しては、自分で軌跡を作るという点でインナーマッスルもアプローチされるので、かなり万能なトレーニングであるのです。


ではフリーウェイトトレーニングを行なっている人は、インナートレーニングは不必要か、というとそういうわけではありません。
フリーウェイトトレーニングはあくまでもインナー、アウターに対してバランスが良いアプローチはできますが、そもそもインナーとアウターの状態がアンバランスである場合(マシントレーニングばっかりやっている人や、ヨガ、ピラティスばかりやっている人)はインナー、もしくはアウターのトレーニングは必要です。

人間はあくまでもバランスでなりたっています。どちらかに特化した運動やトレーニングは体を悪くさせます。

よく、ピラティスやヨガを愛している人は、アウターマッスルを毛嫌いします。しかし、私から見れば本当に体の機能が高い人はしっかりアウターの筋肉もついていて、しっかり連動させることができています。要はアウターのトレーニングをしています。
ちなみにトレーニングをしていなくても体重が多ければ体重にあった筋肉量(アウターマッスル)はつくので、単純に太っていて、それ相応の筋肉がついているのに、その恩恵に全く気づかずにアウターマッスルを批判している人もいます。知らないならまだしも、気づかないのは目も当てられません。指導者としてもう少し広い視点を持ってもらいたいです。

逆に筋トレばかりしてインナーの大切さを知らない人もいます。そのような人は見た目は良い体ですが、柔軟性もなく、決まった動きはできますが、スポーツのような瞬時に体の動きを要求される運動ではかなり精彩をかきます。

ピラティス信者、筋トレ信者を批判したいわけではなく、あくまでも人間は『バランス』で、インナーマッスルとアウターマッスルが『うまく連動して動いている時』が最もコンディショニングが良くなります。

どちらかが足りないのであれば、足りない部分をトレーニングすればよいのです。


インナーマッスル、アウターマッスルはどちらも大事です。
インナーばかり、アウターばかりではなく、現時点で偏っているのであればどちらかに特化したトレーニングを行いましょう。
それ以外ではフリーウェイトトレーニングのような両方鍛えられるトレーニングがおすすめです。
特に『ランジ』や『ブルガリアンスクワット』はかなりおすすめです。

インナートレーニングが必要な場合は、現状で極端にインナーマッスルが弱い場合で良いと思います。例えばスクワットの動作で姿勢が保持できない場合などです。


本日は『インナーマッスル、アウターマッスルとの連動性』について説明しました。
人間はバランスです。連動だけでなく『筋肉のケア』もしっかり行なって機能的に動ける体を作っていきましょう。

では以上です。

**********************************************
浜松市のパーソナルジム Luregene Fitness(ルアジーン フィットネス)はお客様のプライバシーを第一に完全個室のプライベートトレーニングを提供しております。結果がでない、リバウンド、情報がありすぎて何をしたらわからない、等、お悩みのある方はお問い合わせください。

メール:info@luregene-fitness.com
電話:090-9901-1934
インスタグラム:https://www.instagram.com/luregene_fit/
**********************************************