なぜ“内もも”が使えると姿勢が変わるのか?その理由と家でできる対策法
背筋を鍛えても、姿勢が変わらない?
「姿勢を良くしたい」って思ったとき、
まず浮かぶのは“背中を鍛えよう”という発想かもしれません。
でも実は、姿勢が崩れている人の多くに共通しているのが、
内もも(内転筋)がまったく使えていないという状態です。
そう、ポイントは「背中」じゃなくて「内もも」。
しかもこの内もも、
ただの脚の内側の筋肉ではなくて、
“骨盤を支える土台”のような役割をしている筋肉なんです。
40代から自然と使えなくなる“内もも”
内もも(=内転筋)は、骨盤の下部から膝の内側につながっていて、
姿勢や歩行の安定にすごく大きく関わってきます。
だけど40代を過ぎると、運動習慣があっても、
この筋肉が“無意識に使えなくなる”ケースが本当に多い。
そのせいで、骨盤がグラグラしやすくなって、
その上にある背骨・肩・首の位置もズレてくるわけです。
結果的に、
✔ 背筋を伸ばしてもすぐ疲れる
✔ 体幹トレをしても変わらない
✔ 反り腰や巻き肩がなかなか改善しない
…なんて状態になりやすいんですね。
体幹トレが効かない人の共通点
うちのジムでもよくあります。
「体幹トレーニングやってるんですけど、姿勢が変わらないんです…」
というご相談。
よくよくチェックしてみると、
内ももがまったく使えてないんです。
すると骨盤が安定しないので、
腹筋をいくら鍛えても体がまっすぐに保てない。
むしろ腹筋が頑張りすぎて、腰を反らせちゃうことすらあります。
つまり、「体幹が弱い」のではなく、
“支える軸がつながってない”だけということも多いんです。
鍵は「骨盤底筋」との再接続
内ももとつながっているのが、骨盤底筋群。
これ、聞きなれないかもしれませんが、
簡単に言えば“お尻の下の支え”です。
内ももが使えるようになると、
この骨盤底筋も自然と働いてくれるようになって、
姿勢の土台がガチッと安定します。
「姿勢を正そう」と意識しなくても、
体が勝手にまっすぐに戻るようになる。
そんな感覚です。
だからこそ、背筋を引き上げるよりも、
“下から支える力”を思い出させてあげることが、姿勢改善の第一歩なんです。
自宅でできる「再接続エクササイズ」
内ももと骨盤底筋を再接続するには、
筋トレではなく「感覚の再教育」がポイント。
というわけで、誰でもできる2つの簡単エクササイズを紹介します。
内ももボールエクササイズ
1.仰向けに寝て膝を立てる
2.両膝の間にボールやクッションを挟む
3.息を吐きながら5秒間軽くつぶす(10回)
座って骨盤底筋スイッチ
1.椅子に浅く腰掛けて、膝と内ももを軽く閉じる
2.息を吐きながら「お尻の下」をキュッと引き締める意識
3.これを10回繰り返す
これらは筋力を鍛えるというより、
“眠っている感覚を呼び戻す”トレーニングです。
地味だけど、確実に効いてきます。
姿勢が変わると、すべてが変わる
内ももが使えるようになると、
姿勢が変わるだけじゃありません。
・呼吸がしやすくなる
・歩き方が軽くなる
・気分が安定しやすくなる
そんな「副産物」がどんどん出てきます。
「背筋を伸ばしても続かない…」と感じているなら、
まずは**“下の支え”から整えてみてください。**
きっと体も気持ちも、もっと楽になりますよ。
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