ウイルスと戦う免疫グロブリン(IgA)を高めよう

2022/07/20 知識

先日は新型コロナウイルスに負けないためにも、まずは感染対策をしましょう!という内容でした。
今回は、実際に新型コロナウイルスに感染しないために必要な免疫力の高め方について説明していきます。
前回の内容はこちらをご覧ください。

新型コロナに負けない体つくりを

まず、免疫といっても様々なものがあります。
免疫抗体の中でも大きな役割を担っている『免疫グロブリン』。
免疫グロブリンは大きく分けて5種類に分けられますが、2番目に多いIgA(免疫グロブリンA)と呼ばれる抗体が、体内に侵入してくるウイルスや抗原体を防ぐ働きに関わっています。
免疫グロブリンは特定のウイルスや細菌に反応する一方、IgAは多くの種類の細菌やウイルスに反応する特徴があるため、様々な感染症の予防ができるのです。

IgAは喉の表面や腸内、気管支の内壁などの粘膜部分に存在しています。ウイルスや細菌との最初の接触部分が粘膜であることが多いため、感染症の予防となるのです。

つまりこのIgA量を増やすことが免疫力を高める大きな要因になるのです。

さて、ではこのlgAをどのように増やせばよいか。これは下記の4点が大事になります。

①適度な運動とバランスの良い食事
②体を温める
③ストレスを減らす
④腸内環境を整える

注意することは、激しい運動ではなく適度な運動にすることです。ハードな運動は逆に免疫力を落としてしまいます。
長くても60分以内を目安にしましょう。

食事については、免疫細胞の材料となるタンパク質および抗酸化作用の強いビタミン(VA、VC、VE)を積極的に摂取しましょう。

特に納豆やチーズなどの発酵食品や食物繊維は腸内細菌(善玉菌)の餌になり、腸内環境を整える効果もあるので積極的に取り入れたいところです。
腸内には免疫機能の60〜70%程が存在しているため、腸内の環境が整うことは免疫力が高くなるだけではなく、ダイエットにも大きな効果があります。

体を温めることは免疫機能を上げるだけでなく、基礎代謝も大きく上げることができるため太りづらい体にもなります。
体温が1度上昇すると基礎代謝も30%ほど上がると言われていますが、逆に体温が1度ほど下がると免疫機能は30%ほど低下すると言われています。
体温を上げるには体の体温、特に深部体温を定期的に上げることが良いとされています。
そのため、シャワーだけで済ますのではなく、しっかりとお風呂に浸かることが大事になります。

ストレスについては言わずもがな、となりますが、逆にやらないほが良いものがあります。
それは喫煙になります。喫煙をすることでストレスを発散する人もいますが、人体に与える影響として良いことは何もありません。
肺には肺胞マクロファージと呼ばれる特有の免疫細胞がありますが、喫煙をすることで働きが低下する研究結果が出ています。
また、免疫力に大きな影響を与えるlgAも喫煙をすることで低下する結果も出ています。


以上4点が主に免疫グロブリン(lgA)を上げる効果的なやり方になります。

新型コロナウイルスは第7波に突入しています。
免疫機能を高めることは感染を防ぐことにも、仮に感染をしてしまって場合でも重症化のリスクを下げてくれます。

今できる感染対策をしっかり行い、免疫力を高め、コロナ環境下を乗り越えていきましょう。


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