脱水症状に注意しましょう!
8月に入り本格的な夏がやってきましたね。
このような時期に気をつけなければならないの『脱水症状』です。脱水症状は名前の通り、体内から体液(水分)が抜けてしまっている状態です。
当然のことながら『水分を取らないこと』と『多量の水分喪失』が脱水症状の原因となります。
少し詳しく説明していきます。
成人の体水分の量は約60%ほどになります。このうちパフォーマンスが保てる水分量は56%〜60%ほどといわれております。
これ以上の水分の喪失があると脱水状態となります。
体重を目安にするとわかりやすいです。
およそ体重の1〜2%の減少であれば軽度の脱水状態です。
3〜9%の減少では中程度。10%以上は高度の脱水状態です。
脱水症状は程度によって症状は変わりますが、基本は汗が出なくなったり、だるさ、吐き気、熱っぽさが出てきたら危険です。
特に高度の脱水状態は生死にかかわりますので注意が必要です。
脱水症状にならないためにも適度に水分を補給することは非常に大事です。
おすすめなのは『アイソトニック』という体液と同じくらいの塩分が入っているものよりも、『ハイポトニック』という体液よりも少し薄めのものが良いです。
理由としては、汗というのは最初はミネラル分を含んでいますが、しばらくするとミネラル量は少なくなってきます。つまりだんだんと薄い汗になるわけです。
そのため、水分を補給する場合はあまり塩分の濃いものではないほうが良いということになります。
少し話はズレますが、塩分をとりすぎた翌日に浮腫んでしまう場合があります。これは当然ですが体にとっても非常に良くない状態です。
そういう時は、少し水分の摂取を控えながら塩分も取らないようにしましょう。塩分を摂らなければ水分も一緒になって排出してくれます。積極的に排出を促す場合はアボカドや豆類などに豊富に含まれているカリウムを摂取すると、細胞の中に入ったカリウムが水も一緒に取り込んでくれるので浮腫みが解消されやすくなります。
夏場に脱水症状の対策として梅干し塩飴を食べながら水分を補給するのは、上記の原理同じで、塩分が増えることで体内にたくさん水分を溜めることができます。
これは『浸透圧』といい、体内の塩類濃度を一定に保つように常に水分を調整しています。塩分の濃度が高くなると、細胞の中から水が出てくるような仕組みになっているわけです。それでも間に合わない場合どんどん水を飲んで薄めようとするので体水分量が上がるわけです。
脱水症状の対策としては良いですが、普段の汗をかかない状態で水分量が多いことは、他の機能に対して様々な障害を引き起こすのであまり良くありません。
やはり適切な状態を保っていることが一番になりますが、この暑い夏場の時期に関してはしっかりと脱水対策をすることが必要です。水分摂取に気をつけてこの暑い時期を乗り切っていきましょう!
それでは本日は『脱水症状』についてでした。
**********************************************
浜松市のパーソナルジム Luregene Fitness(ルアジーン フィットネス)はお客様のプライバシーを第一に完全個室のプライベートトレーニングを提供しております。結果がでない、リバウンド、情報がありすぎて何をしたらわからない、等、お悩みのある方はお問い合わせください。
メール:info@luregene-fitness.com
電話:090-9901-1934
インスタグラム:https://www.instagram.com/luregene_fit/
**********************************************