ダイエットにおけるカロリー計算の注意点【浜松市のパーソナルジムLuregene Fitness】

2021/06/14 知識
計算

こんにちは!
浜松市のパーソナルトレーニングジム
Luregene Fitness(ルアジン フィットネス)のRyoです!


本日は『ダイエットにおいてのカロリー計算の注意点』という内容でお話をしていこうと思います。
カロリー計算の記事は以前にも書いてあるので参考にご覧ください。記事は一番下にリンクを貼ってあります。


ダイエット時に必要なカロリー計算ですが、立てた計画よりも実際は体重の落ちが悪かったりした経験はありませんか?
これはひょっとしたら計算が間違っているかもしれません。

ダイエット時にはまず、

・自身の消費エネルギー
・目標の摂取カロリー(マクロ栄養素も)
・何キロ体重を落とすか(減量に必要なエネルギー)

を最低限でも決めます。
この辺りが曖昧になっていると、ダイエットも曖昧になりますので決められていない人はしっかり決めましょう!

そして実際にダイエットを開始したものの、思ったよりも体重が落ちない、もしくは落ちても想定とは全然違う、となる場合が多いです。
これにはそもそも人間の恒常性(現状を維持しようとする力)が働き、BMR(基礎代謝)を下げたり、遺伝子の影響でそもそも脂肪を分解する力が弱かったりと、計算上では加味できないところが出てきます。
しかし、この恒常性があると分かっていても全然体重が動かない場合は、自身の消費エネルギー、摂取カロリー、を見直しましょう。

体重が落ち始めたけど、想定よりもゆっくりだと感じる人は、減量に必要なエネルギー計算が間違っているかもしれません。
私の経験上、こちらの計算が間違って『体重の落ちが悪く感じる』人は多いです。
どういうことかというと、体脂肪1kgの持つエネルギー量を勘違いしている人が多いです。
脂質の持つエネルギーは『9kcal』として計算している人は多いと思います。これで計算しているのであればまだ良いのですが、本当は脂質のエネルギー量は『9kcal』ではありません。

この脂質9kcalは『食品中の消化吸収率(約95%)を考慮した値』でありますので、実際の脂質のエネルギー量は『9.5kcal』になります。これは『食品』として売られている栄養価の脂質は、食べる前提ですので、人間が消化して吸収できる割合が考慮してあります。これが脂質の場合は95%にあたるので、本当は9.5kcalのエネルギーがあるのですが、実際に食べた場合は9kcal分になるのです。

つまり体脂肪を1kg落とそうとした場合の必要カロリーは9500kcalになります。そのため、この脂質のエネルギー量を低く見積もっていると、落ちが悪く感じるのです。

ちなみに前の記事で記載している体重1kgを落とす場合は7200kcalというのは、『体脂肪』ではなく『体重』です。体脂肪は正確には脂肪細胞にほとんどが存在しており、この脂肪細胞の約20%は水分になります。
そのため体重換算でカロリー計算をすると7200kcal〜7600kcalで計算されるわけです。

『体脂肪量』か『体重』かによってカロリー計算が変わりますが、そもそも脂質のエネルギー量は『9kcal』ではなく『9.5kcal』ですので気をつけてください。

では、本日は以上です。


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