遺伝子解析について 〜Part2〜

2018/05/01 知識

こんにちは!
浜松市のパーソナルトレーニングジム
Luregene Fitness(ルアジン フィットネス)のRyoです!


5月に入りましたね!
今年は暦の関係で今日、明日とお仕事の方も多いそうですね>_<
気温も上がってきて体調も崩しやすい時期でもあるので、体調管理には十分に気をつけていきましょう!

さて、本日は遺伝子の与える影響について具体的にご説明します。

遺伝子と言っても解析ができるものは数百ほどありますので、ここでは当ジムの遺伝子解析でわかる9つの内、ACTN3という遺伝子を具体的にご説明したいと思います。

ACTN3遺伝子は、αアクチン3タンパク質の生成に関わっている遺伝子です。このαアクチン3タンパク質は速筋線維の構造を強め、素早い収縮に耐える強さを持っています。
筋肉の最小はアクチン、ミオシンというものでこの二つがくっついたり、離れたりして筋肉を動かしてます。簡単に言えばACTN3は筋肉の収縮速度と疲労度に関係しています。

同じ体型の人が垂直跳びをした場合、このACTN3によって飛べる高さが変わってきます。素早い筋収縮ができるRR型のタイプは高く飛ぶことができますが、ACTN3に変異がありαアクチン3タンパク質がうまく生成できないXX型にタイプは素早い筋収縮ができません。そのため、RR型のタイプに比べ飛べる高さが低くなります。しかし、RR型のタイプは瞬発系の動きには不利ですが、持久系に対しては有利に働きます。XX型のタイプの方は持久系に対しては不利になります。

ACTN3遺伝子はRR型、RX型、XX型の3分類に分けられます。
RX型のタイプの方はバランス型と呼ばれ、瞬発系、持久系とどちらにも対応できますが、悪く言ってしまえばどっちつかずです!笑 私のACTN3はRX型なので、このタイプですね!笑

また、ACTN3は疲労度にも関わってきます。

XX型のタイプはRR型のタイプに比べ回復力が早いため、高頻度でトレーニングを行うことが可能になります。ちなみにRR型のタイプは日本人の20%を占めるといわれています。

この遺伝子タイプは国によって割合が大きく変わってきます。
世界的にスプリントで有名な選手が多いアメリカやジャマイカはRR型のタイプが60〜70%をしめています。
逆にXX型のタイプは数%しかいません。日本はXX型のタイプが30%程いますので、世界的にみてかなり持久型に強いタイプが多くなっています。

このようにACTN3という遺伝子を1つとっても様々な影響があります。しかし、遺伝子は何百とあり、1つ1つの遺伝子が相互作用して影響し合っています。ACTN3は何百とある中の1つの遺伝子に過ぎないのでこれが全てではないのですが、身体に与える影響は大きいといわれています。

今回は、遺伝子が身体に与える影響について具体的にお話ししました。
次回は遺伝子解析についてPart3ということで、この遺伝子解析結果をトレーニングにどのように生かしていくのかを具体的にお話ししたいと思います。


では本日は以上です。

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また、パーソナルトレーニング業界では全国的にも貴重な遺伝子解析を取り入れており、
専門資格を有したセルフコードトレーナーによる遺伝子結果に基づいたボディメイク、ダイエットを行います。
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