Luregeneの検査項目とその内容について

2022/08/08 遺伝子
遺伝子4

遺伝子検査を受けるにあたって大事な点を前回と前々回で説明してきました。まだ読まれていない人は先にそちらの記事を読むことをおすすめします。

https://luregene-fitness.com/blog/gene/20220803-910/

https://luregene-fitness.com/blog/gene/20220804-911/

本日はLuregene Fitnessで扱っている遺伝子検査キットの検査項目及びその内容を紹介していこうと思います。

Luregene Fitnessで扱っている遺伝子検査項目は全部で9個です。少なくない?と思う人もいると思いますが、前回でも説明したように重要な点をおさえていればこの数だけでも十分なのです。

この9個の中で更に4個と4個に分けます。もう1個は両方に関わる遺伝子なので、ここでは外しておきます。

最初の4個の遺伝子は『代謝』。これは食事による体への吸収力や分解能力、基礎代謝の高さや食事の節制能力がわかります。
主にダイエットやボディメイクの食事の指針を知るために使われます。これ以外の、自分にあった食事や病気のリスク、日常的に健康を維持するために気をつけることなどがわかります。

検査している遺伝子は、糖質代謝、脂質代謝、基礎代謝、満腹中枢に関わる遺伝子になります。

この中で糖質代謝のβ2ARについて少し紹介しましょう。

これは血液の中の糖質(グルコース)を細胞内に引き込む力になります。
正常に働いているタイプは、一般的に言われる糖質の吸収する速度(GI値の指針となる速度)になりますが、β2ARに異常があるタイプは糖質を吸収する速度が上がります。
どのくらいの変異があるかによっても変わりますが、最も変異のあるタイプはβ2ARが正常なタイプと比べ、300kcal/dayほど多くなります。つまり、白米で言うとお茶碗1杯分ほど変わります。

同じ身長、体重、性別でも遺伝子が違うだけでもこんなに大きな差になっていくのです!
これが同じものを食べていても、人によって全く体型が変わってくる理由になります。

例えばダイエットのために糖質制限をした場合、β2ARの変異の具合によって摂取すべき糖質量、そしてトータルカロリーは全く異なることで、うまく糖質制限ができてない可能性が出てきます。
予想外に摂取すべきカロリーが足りないことで、体は飢餓状態におちいり、結果的に体調を崩してしまう可能性も出てきます。

このように遺伝子によるカロリーの補正ができないことで本来摂取すべき糖質量やカロリーがわからなくなります。
特に糖質は体のエネルギーに直結するのと、ダイエットや筋肉をつけるバルクアップに大きく関係しているので、糖質代謝に関係するβ2ARの働きが健康維持やダイエット、バルクアップの効率が大幅に変わります。

糖質代謝の影響はまだまだありますが、1個の遺伝子をとってもこれだけの影響があるのです。


次回は残りの4個+1個を説明していきます。


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